「最近、転職情報サイトの広告をよく見るなあ」と思いませんか?
僕が会社に就職して働き始めたのは2012年でしたが、その頃より「転職」という言葉を耳にする機会が最近増えたように感じます。
- 「転職に興味があるけど実際どうなの?」
- 「転職って考えたことないけど、みんなしているの?」
と疑問をもっている方もいるのではないでしょうか。
そこで、日本でどれぐらいの人が転職をしているのかを調べてみました。
25人に1人が転職!日本の転職者数
2021年の日本で転職している人の数は、約290万人です。
また、働いている人は6,800万人ほどいますので、およそ25人に1人、4%ぐらいの方が転職している計算になります。
多いと感じましたか?少ないと感じましたか?
感じ方は人それぞれだと思いますが、「25人に1人」だと働いている方であれば、自分の勤めている会社や知り合いに1人ぐらいはいるのではないでしょうか。
新型コロナウイルス感染症の関係で、最近は転職者数が少し減っていますが、直近10年間は約300万人ほどの転職者が毎年いるのが現状です。
中でも、2019年の転職者数は過去最多の約350万人を記録しています。
原因はいろいろあると思いますが、転職者は昔から意外といることが分かりますね。
それでは、どのような理由で転職している人がいるのでしょうか。
以下の記事で見ていきましょう。
よりよい条件の仕事を探して
転職と聞くとどのようなイメージを思い浮かべるでしょうか。
- キャリアアップ
- 病気
- 会社都合のため
- 寿退社
ポジティブなイメージもあれば、ネガティブなイメージもあるのではないでしょうか。
実際は下のグラフのような理由で転職しています。
2008年はリーマンショックの影響で世界規模の不況となり、やむを得ない「会社都合」の転職者が増えています。
また、高齢化社会が進む中で、定年退職後に職を変える人も多くなっています。
しかし一番目立っているのが、よりよい条件の仕事を探すために転職をしている人が多いということです。
2019年には約127万人の人が、今よりいい仕事を求めて転職していますね。
もう少し踏み込んで、転職しているひとの年齢についても見ていきましょう。
何歳ぐらいの年代で転職が多いのでしょうか。
年齢ごとの転職者数
- 最低3年は今の会社で働いてから転職したほうがいい
- 転職するなら20代のうちに…
- 転職は35歳までに
転職の年齢の話題で上に書いたようなことを聞いたことはないでしょうか。
転職するなら早すぎないほうがいいという意見や、若いうちになどという意見など様々なものがあると思います。
実際に転職した人たちは何歳ぐらいの人が多いのでしょうか。
以下のグラフを見てみましょう。
やはり、若い人のほうが転職する割合が高いですね。
2019年の動向を簡単にまとめると以下のようになります。
- 働いている15~24歳のうち、8人に1人ぐらいは転職している。
- 働いている25~34歳のうち、13人に1人ぐらいは転職している。
- 35歳以上の各年代だと、だいたい20人に1人より少ない割合で転職している。
若い年代のほうが割合としては転職者が多いことが分かりますが、年齢が上がっても一定数の転職者がいることが分かります。
ちなみに、55~64歳と65歳以上の年代は転職が少ないように見えますが、2019年に過去最高値を更新しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本の転職者の人数についてまとめてみました。
意外だったでしょうか。予想どおりだったでしょうか。
転職者は、最近になって急に増加したわけではなく、一定数いることが分かりました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事が何かの参考になれば幸いです。