公務員が転職して後悔したこと【3選】

アイキャッチ画像

※本サイトはプロモーションを含みます。

転職したいけど、次の仕事もうまくいかないんじゃ…

次の仕事で労働環境がさらに悪くなったらどうしよう…

転職について悩んでいる方で、そんなことを心配している人はいないでしょうか?

実際に僕が転職活動をしていた時、転職した職場が最悪な労働環境だった場合を想像して不安に思うこともよくありました。

結果論で言えば、

転職して良かったと感じています

が、不満点がないとかと言えばウソになります。

同じような後悔をする人がひとりでも少なくなればと思い、20代で転職した一人の男が、転職先で4年間働いて後悔したことをまとめます。

転職を考えている誰かひとりの参考にでもなれば、とても嬉しいです。

目次

なんで転職したの?

僕は大学を卒業してから地方公務員として市役所で7年間働いていました。

大学では環境系の勉強をしていましたが、市役所には技術職ではなく行政職として入りました。

つまり一般の事務職です。

就職先に市役所を選んだ一番の理由は、「地元で就職したかった」という、とても単純なものです。

市役所では、まれに遠くへの出向はあるものの、全国への転勤がなく地元の中で仕事が完結します。

住みたい場所が決まっている人には、とても魅力的な理由だと思います。

では、なぜ転職しようと思ったかというと「土日出勤が多かった」からです。

区役所・市役所・町役場・村役場の種類や、配属される部署で違いはありますが、僕の感想としては、休日出勤が「意外と多い」と感じました。

公務員は、土日祝日休みでカレンダーどおりと思われがちですが、実際には、区市町村のイベント・工事の説明会・選挙事務・繁忙期の事務作業などなど意外と土日に出勤することがあります。

振替休日が取りやすい環境だとは思うので、苦にならない人もいるかもしれませんが、休日出勤と残業が多い環境が重なると最悪です。

適度にまじめに仕事をして、休日は地域の行事に参加したり、趣味に費やす生活を思い描いていましたが、趣味はおろか地域の行事にすら参加できなくなっていました。

転職して後悔したこと

後悔したことは以下の3つです。

  • 転職についてよく調べなかった
  • 実際の仕事が希望条件と少し違っていた
  • 残業はやっぱりつらい

転職についてよく調べなかった

転職しようと思ったはいいものの、どうやって転職していいのか最初はわかりませんでした。

とりあえず仕事をつづけながらWebで「公務員 転職」で検索し、公務員の転職経験談を読んでいたのを覚えています。

その次に転職サイトで求人情報をちらっと見ましたが、あまり真面目に検索していませんでした。

その後、どうせ転職するなら少しでも興味のある分野がいいと思い立ち、大学で専攻していた分野で探るべく、お世話になった大学の先生のもとへ行きました。

さらにその後、人づてに紹介してもらい、たまたま見つかったのが今の職場です。

今となっては不思議でしょうがないですが、当時は転職しようという気持ちだけが前に出て、転職活動中により多くの選択肢を調べようという考えが出てきませんでした。

最近は、転職サイトも転職エージェントも非常にたくさんあり、その多くが無料で利用できるのに、ほとんど利用しませんでした。

企業サイトの中途採用ページや地元企業のホームページを片っ端から調べても良かったと思います。

また、正社員のサラリーマンとして転職することに疑問を持ちませんでしたが、フリーランスや在宅ワーク型の仕事など詳しく調べれば、ほかの道もあったと思います。

仕事が忙しかったり、精神的にプレッシャーがあったりすると、ゆっくりと考える余裕や時間がなかなか取れず、視野が狭くなりがちです。

今はWeb上だけでもかなり多くの情報が手に入るので、ぜひ落ち着いてしっかりと転職について調べることをオススメします。

何も調べずに、とりあえず知り合いに仕事を紹介してもらって転職するのはオススメしません。

他にもっとよい仕事がある可能性もありますし、何より転職先の仕事が合わなかった場合に辞めにくいです。

しかし、興味のある分野の仕事の種類や企業について、人づてに話を聞いて選択肢を広げるのはいいことだと思います。

実際に僕が入った会社の採用情報は、企業サイトとハローワークにしかありませんでした。

実際の仕事が希望条件と違っていた

転職希望先の企業で面接を受けたときに、僕が提示した条件は、

  • 休日出勤はしない
  • 残業はする
  • 給与条件に希望はない

です。

条件を提示したと書くとかっこいいですが、実際は「正直なところ休日出勤があるかどうか教えてもらっていいですか?」と言ったと記憶しています。

また、繁忙期は残業があるとあらかじめ聞いていたので、そこは妥協しました。

あまり条件を出しすぎるとと面接で受からなくなってしまう可能性がありますが、望まない条件の会社に受かるよりは面接で落としてもらったほうがいいと思います。

絶対に譲れない条件は、はっきりと伝えることをオススメします。

結果、入社して実際どうなったかというと、

  • 休日出勤が少しあり
  • 残業は少し多め
  • 年収UP

となりました。

休日出勤は転勤前より少なくなり、日程の調整もしやすくなったので改善はしていますが、根本的な解決にはなりませんでした。

新卒での就職や転職、さらには採用側の仕事に関わったことでわかりましたが、採用側が提示する労働条件はあまり当てになりません。

採用する側は人手が欲しいので、完全なウソは言わないにしても、デメリットはあまり言いたくありません。

実際に会社全体としてみてみると休日出勤はほぼありません。

ただし、僕が配属した部署の一部の仕事で休日出勤がありました。

(なぜか残業と休日出勤の悪魔に好かれているようなのです。)

この問題については、面接対策だけではどうにもなりません。

まずは、落ち着いてWebで調べることが大事です。

しかし、調べてもレビューがない会社もたくさんあります。

そんな時は、実際にその会社で働いている人に実情を聞きます。

しかし、会社の実情を教えてくれる人を見つけるのは、そんなに簡単なことではありません。

最終手段としては、現地確認に行く方法があります。

休日出勤を希望しないのであれば、休日に、残業を希望しないのであれば夜に、会社の事務所や駐車場を見に行けば良いと思います。

公共の道路から会社を見る分には問題ありません。

また、サービス業を志望しているのであれば、実際にサービスを利用してみるのも良いかもしれません。

少し面倒くさい作業ですが、将来の自分の生活に関わってくるのであれば十分価値のある行動だと思います。

しかし、どんなに調べても完全に会社を把握することはできないので、転職には少しの運も必要と割り切ることも大事かもしれません。

残業はやっぱりつらい

残業に関しては、市役所で働いていた時もあったので、転職先でも多少なら残業してもいいと思っていましたが、やはり残業はないにこしたことはありません。

やりがいがあり、作業していて楽しい仕事や、ベンチャー企業でやりたいことがある以外は、進んで残業をしたいという人は少ないのではないでしょうか。

残業代で年収が増加することをメリットと捉えることもできますが、僕の場合は自由な時間が増えることのほうが大事だと、転職して改めて感じました。

最近では副業OKな会社も増えてきたので、残業で稼ぐのではなく副業で稼ぐというスタイルも良いかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか。

僕は転職してよかったと感じていますが、何もかもがうまくいったわけではありませんでした。

転職活動をしている人や、今の仕事で悩みを抱えている人の参考に少しでもなれば幸いです。

あなたがよりよいワークライフバランスがとれるよう願って、この記事を終わります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次