みなさん、今の仕事は気に入っていますか?
自分のやりたい仕事につけた方、仕事にやりがいを感じている方、不満もあるけどそこそこ気に入っている方、様々な方がいると思います。
しかし、中には
- 今の仕事は自分に合っていない気がする…
- 仕事辞めたいけど、再就職できるかな?
- 転職に興味があるけど、なかなか踏み切れない
そんなことを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、転職することのメリットについてまとめてみたいと思います。
転職のメリット一覧
転職する理由は人によってさまざまだと思いますが、大まかなものをリストアップしてみました。
- 自分のやりたい仕事を探しなおせる
- 給料アップが狙える
- 今より充実した福利厚生を探せる
- 残業や休日出勤など、勤務体系を見直せる
- 人間関係をリセットできる
- 働く地域を変えることができる
- 会社によっては副業ができるようになる
いかがでしょうか。
今の仕事の悩みも改善につながるメリットがあるでしょうか。
一つ一つもう少し詳しく見ていきましょう
自分のやりたい仕事を探しなおせる
今の仕事は本当にやりたかった仕事でしょうか?
働いてみたけど思っていた仕事と違ったという方も多いのではないでしょうか。
ゲームクリエイター・料理人・お花屋さんなど明確な夢がある方もいるかもしれません。
「特にやりたい仕事はないけど、現場作業ではなく事務作業がしたい」、「接客業ではなく技術職がしたい」などおおまかな業種の希望がある方もいるかもしれません。
専門職であれば、職種として方向性が大きく希望からずれていることは少ないかもしれませんが、総合職では実際働いてみると、想像していた仕事とは違うことも多々あると思います。また、総合職だと定期的に異動があるとしても、ある程度路線が決められてしまう方もいると思います。
金銭的な理由や周りの環境が原因で望んでいた仕事に就けなかった方もいると思います。
しかし、転職する場合、今までの経験をもとに仕事を探すことができます。学生の頃に仕事を選ぶ感覚とは違う視点で仕事を探すことができると思います。
仕事を続けながら転職先を探すのは時間的制約などもありますが、今の時代はインターネットを通してたくさんの情報を取り入れることができます。
いま一度、今までの経験やネット情報などを活用して、自分のやりたい仕事を考えてみるのはいかがでしょうか。
給料アップがねらえる
働くうえで給与額は非常に重要な問題です。
- お給料は大体想像していたとおりだけど、実際生活してみると少し物足りない。
- 初任給はわかっていたけど、上司の話を聞いていると予想していた年収はもらえそうにない。
- 業績が伸び悩み、今後も回復が期待できない。
働きながら生活してみると、収入が少し物足りないと感じる方はいると思います。
また、違う仕事をしている人の話と比べてしまうこともあるかもしれません。
さらには、最初はよかったけれど、時代の変化で状況が変わってきてしまった人もいるかもしれません。
転職した場合の給与額を正確に把握することは難しいですが、新規採用の時とは違い、転職の面接では前職の給与と比較することは、おかしいことではありません。
現在のライフスタイルを踏まえて、希望の収入額について検討してみるものよいと思います。
今より充実した福利厚生を探せる
働き始めて福利厚生のありがたさに気付いた方も多くいるのではないでしょうか。
僕も仕事を始める前は「福利厚生」についてあまり理解しておらず、大企業は「福利厚生」が充実しているというぼんやりとした知識しかありませんでした。
しかし、福利厚生が充実しているかしていないかで、得られる金額はかなり変わってきます。
福利厚生は色々な種類がありますが、僕が重要だと感じたものは以下の2つです。
- 住宅手当
- 資格手当
この2つはどちらも「法定外福利厚生」といい、企業が独自に定めるものです。
企業によっても様々なため一概には言えませんが、この2つは金額的にもかなり大きな存在感があります。
特に住宅手当は生活に直結する手当です。
持ち家の場合はあまり気にする必要がないかもしれませんが、アパート暮らしの場合は家賃の出費は大きいですよね。
企業によっては「家賃の全額支給」を行うところもあるので、そんなことも調べずに就職した僕としては驚きです。
福利厚生は企業のアピールポイントです。企業ホームページで紹介されていることも多いので、気になる方は一度調べてみてはいかがでしょうか。
残業や休日出勤など、勤務体系を見直せる
- 「給料に不満があるわけではないけど、残業が多すぎる」
- 「意外と土日出勤が多い。聞いていた話と違う」
など、感じている方も多いのではないでしょうか。
給与に続き転職理由の上位に入ってくる問題だと思います。
この問題に関しては、転職しても改善が難しい場合もあります。
企業の中でも部署ごとに仕事量が違うため、事前調査をしようとしてもなかなか正解が見つからないと思います。また、デメリットと受け取られがちであるため、企業も公表することは少なく感じます。
週5勤務と記載があっても実際に働いてみると違う場合も多くあります。
しかし、逆にホワイト企業の印象を出そうと残業や土日出勤がないことを前面に押し出している企業もあります。
今の職場で明らかに勤務時間が多すぎる場合は、検討してみるのもよいかもしれません。
人間関係をリセットできる
職場の人間関係も悩みの尽きない問題だと思います。
会社に不満はあるけど人間関係が良好だから、今の仕事を続けているという方もいると思います。
その反面、人間関係が良好でないと仕事に行くだけでもツライと感じる方も多くいるのではないでしょうか。
この問題も転職で必ず解決するとは言いがたいです。どの会社にも色々な方が勤務していて、いい人ばかりではないと思います。
しかし、人間関係が良好な職場があるのも事実です。僕が転職した時は雰囲気がガラリと変わりました。
また、現在は在宅ワークの仕事も増えています。
なかなか簡単に改善できる問題ではないと思いますが、仕事内容によっても大きく改善される可能性のあることだと思います。
職種や働き方を見直してみるのもよいと思います。
働く地域を変えることができる
単純に見えて、働くうえで大きな問題だとも思います。
- 都会のオフィス街で働きたい
- 交通機関や新しいお店、イベントなどが充実している都会の近くで暮らしたい
- 地方の自然が感じられる場所で働きたい
- 地方で家を建てて暮らしたい
- 転勤がなく、通勤も苦にならない場所で働きたい
人によって様々な理想があると思います。
実際に働いてみると、都会の生活で家賃が生活費を圧迫していたり、趣味の活動が制限されたり、周りの生活環境が嫌になったりすることもあると思います。
思いきって転職することで、日々の生活が向上することもあるかもしれません。
また、在宅ワークなど勤務体系を変えることで理想の生活に近づくこともあるかもしれません。
会社によっては副業ができるようになる
金融庁から以下のような報告書が出ました、
老後の生活においては年金などの収入で足らざる部分は、当然保有する金融資産から取り崩していくこととなる。(中略)20 年で約 1,300 万円、30 年で約 2,000 万円の取崩しが必要になる。
出典:金融庁 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」(https://www.fsa.go.jp/)
「老後2000万円問題」です。
「家や車のローンもあるのに、今の収入で大丈夫だろうか」と心配になった方も多いのではないでしょうか。
「つみたてNISA」での投資や、「iDeCo」での個人型確定拠出年金を考えはじめた方もいるのではないでしょうか。
また収入を増やすために「副業」について調べ始めた方もいるのではないでしょうか。
「つみたてNISA」などの投資は、比較的始めることが困難ではないと思いますが、「副業」については会社が就業規則で定めている場合は禁止されていることもあります。公務員については一部を除いて基本的に副業することができません。
副業が公に認められる会社も増えており、多種多様な副業が生まれる時代となりました。
仕事と副業で収入を増やすパターンや、副業から本職に転向するパターンも考えられます。
転職OKの職場を探してみるのもよいかもしれません。