もうすぐ結婚を考えているんだけど、実は転職もしたいと思ってる。転職のタイミングっていつがいいのかな?
これから憧れの仕事に挑戦してみたいけど、婚活も頑張りたい!どっちから手を付ければいいのかな…
結婚について考えると、仕事をするうえで住む場所だったり、産休や育休だったり悩むことも多いですよね…
人生において結婚というのは一大イベントであり、今後に大きくかかわる問題ですよね。
それとともに、男性・女性に関わらず、これからの仕事のしかたについても考えさせられる機会になります。
結論から言うと、
以下で転職理由による転職のタイミングについてまとめてみたので、結婚と転職の時期について悩んでいる方は参考にしてみてください。
やりたかった仕事に挑戦したい!バリバリ働きたい人
- 新しい仕事に挑戦したい
- バリバリ仕事がしたい
- まだ恋人はいないけど婚活も頑張りたいし、仕事も頑張りたい
そんな方は、
- 転職
- 結婚
の順番がオススメです。
集中して転職活動ができる
転職の準備をする時は、意外と時間を使います。
転職先を探したり、転職エージェントと連絡を取ってみたり、履歴書を準備したりと色々と大変です。
まだまだ仕事に情熱的に取り組みたい!集中して良い転職先を探したい!と考えている方は、転職活動に集中し、仕事が決まって結婚を考えると、お金の面でも安心して結婚準備をすることができます。
転職の面接の通過率があがる?
企業によっては独身の求職者を好む場合もあります。
理由としては、
- 転勤が受け入れられやすい
- 多少の残業も受け入れられやすい
- 会社が支払う手当が少ない
- 仕事に熱意のある人が多い
などがあげられます。
家庭を持っている方にもメリットがあるので一概には言えませんが、こういう考え方をするケースもあります。
基本的にフットワークが軽い印象を企業に与えることができるので、転勤が多い全国展開している会社などを受ける場合は独身であることが好印象かもしれません。
転職がうまくいかない時もあせらない
転職活動をすると成功して順調に仕事を始めることもありますし、うまくいかないこともあります。
仕事を続けながら転職をするなら、お金についての不安は少ないと思いますが、仕事を一度辞めてから本腰を入れて転職活動する場合は、結婚してからだと焦りが生じる可能性もあります。
もし一大決心をして転職する場合は、結婚する前に全力でぶつかってからのほうが、精神的な不安が少なくなります。
新しい出会いがある
もしあなたが独身の場合、「みんなは一体どこで結婚相手を見つけたんだろう?」と考えたことはありませんか?
第15回出生動向基本調査によると約20%が職場で結婚相手と出会っています。
(「職場」「学校」「友人を通じて」を合わせて60%以上を占めています)
「結婚のために転職するのはちょっと…」と考える方もいるかもしれませんが、
僕は現在独身ですが、転職をして失敗したと思ったことがあります。それは結婚のタイミングです。
転職したこと自体に不満はありませんが、結婚のタイミングについては確実に失敗したと思っています。
前職は市役所勤務で現在は一般企業ですが、出会いの数は確実に減っています。
現在の職種的に女性社員はあまり多くないとわかっていましたが、同年代程度の女性と会うことはほぼありません。
また、市役所のほうが単純に職員数自体も多かったため、同年代の同僚の友達などに合う機会も多く、プライベートはそれなりに楽しかった記憶があります。
結婚が全てではありませんが、現在、恋人がいない人は、転職してみて環境を変えてみてから婚活を頑張ってみるのも一つの手ではないでしょうか。
結婚生活に合わせて仕事を選びたい人
- 結婚を機に地元に帰りたい
- 結婚生活に合った仕事を探したい
- パートナーと人生設計についてじっくり話し合いたい
- パートナーと仕事と家事を分担したい
そんな方は、
- 結婚
- 転職
の順番がオススメです。
ライフスタイルにあわせた仕事選び
結婚をすると生活スタイルがガラリと変わる人が多くいます。
もちろん仕事に合わせて転勤または単身赴任を選ぶ家庭もあると思いますが、一軒家を建てたり、ワークライフバランスを変えたりする人も多いと思います。
結婚してから転職する場合のメリットは、結婚生活に合わせた仕事選びができることです。
パートナーがいればお互いの意見を尊重しながらライフプランを設計していくことになります。
- どこに住むのか
- 生活費がどれぐらいかかるのか
- 子供が生まれた場合、どのように育てていくのか
- 家を建てるのか
- 家のローンを組むのか
- 車を買うのか
などなど。
ライフスタイルに合わせて仕事をしていくのであれば、収入・勤務地・手当・残業などを考慮して仕事を探す必要があります。
仕事と家事の分担
ひと昔前であれば、男性がサラリーマンで女性が専業主婦なんて構成はよくある話でしたが、時代とともに仕事のスタイルも変化してきています。
「両親共働き」は普通になりましたし、リモートワークで家で仕事をしながら家事をこなす人もいます。
炊事・洗濯・掃除までなら、何とかごまかしてお互い好きな仕事をできるかもしれませんが、子供を育てるとなると、自由に仕事を選択するのは難しくなるのではないでしょうか。
- リモートワーク
- 時短勤務
- フリーランス
- インターネットビジネス
など、多様な働き方ができる現代だからこそ、結婚後の生活に重点を置いた仕事選びも大切になってきます。
もちろん、サラリーマンと専業の主夫・主婦という形も素敵な生活スタイルのひとつだと思います。
結婚していると採用されにくい?
上記では、独身だとフットワークが軽く、面接でも好印象を与える場合があると書きましたが、結婚していることによるメリットもあります。
例えば、
- 社会的信用がある
- 長く安定して勤めてもらえる
- 子育て制度の利用が会社の評価につながる
などです。
結婚している場合は、家族の生活のためにも安定した収入が必要になってきますし、生活も落ち着いてくることが多いでしょう。
独身男性については、身軽だからこそ別の会社に転職したりすることもありますし、結婚を機に会社を辞める独身女性もいます。逆のパターンもまたしかりです。
既婚者については、突然の離職などの不安が少ないと考える企業は多いです。
そのため、安心して雇用できる既婚者に好印象を抱く企業が多いのも事実です。
また、最近は子育て支援制度に力を入れている企業も多数あります。
そういった企業に転職する場合は、積極的に制度を活用しながら仕事をすることで、会社からも喜ばれるケースもあります。
転職を考えるときの注意点
転職を考える場合は事前の情報収集がとても大事になります。
企業のホームページやネット情報で確認することも大事ですが、表面的な部分しか見えない可能性もあります。
知人の紹介などで転職する場合は、企業の情報などを詳しく聞いておきましょう。
- 年収
- 年収の上がり方
- 転勤があるか
- 住宅手当、扶養手当など福利厚生が充実しているか
- 残業があるか
など、よくチェックしておく必要があります。
特に転職エージェントは、素人では調べにくい企業の内部情報を持っている可能性があり、基本的に無料で利用できるため、転職する場合の非常に優秀な情報収集減になります。
全国区を調べるのであれば、大手の転職エージェントのほうが全国各地を網羅している可能性があります。
\ 大手転職エージェントdoda公式サイト /
大手の転職エージェント情報を一括で検索できるサイトもあるので、参考にしてみてください。
\ 大手転職エージェント情報一括検索 /
キャリアインデックスでは、
- 未経験歓迎
- フレックスタイム制
- 転勤なし
- 時短勤務
- 残業少なめ
- フルリモートワーク
など、気になる条件を一気に検索できるのがgoodです。
また、複数の転職エージェント情報を一括検索できるので、とにかく情報量が多いです。
転職エージェントの利用時の注意点などは別の記事にまとめましたので、併せてご一読ください。
結婚と転職が重なる場合の注意点
結婚と転職が近い時期になる場合の注意点は以下のとおりです。
- 結婚では出費が重なることが多い
- 転職先で予想外の出張や転勤がある
- 転職直後は育休が取れない場合がある
- 転職直後はローンが組めない場合がある
結婚では出費が重なることが多い
人にもよりますが、結婚をすると出費が重なります。
結婚式費用・新婚旅行・引っ越し費用・新居の家具の購入など意外とお金を使うことが多いです。
転職活動のため一時的に仕事を辞めている場合や転職により収入が下がった場合に精神的に負担になる場合が多いので、可能であれば結婚と転職活動時期はずらすことをオススメします。
転職先で予想外の出張や転勤がある
人事というのは予想できないものです。
転職面接の時には教えてくれなかったのに、希望と全く異なった部署に配属されたり、いきなり遠い勤務地を言い渡されたりすることもあります。
これは結婚後に転職をする場合、回避が難しいですが、転職前の企業の情報収集と面接でのはっきりとした意思表示は必要不可欠です。
特に全国展開している企業は注意が必要です。
転職直後は育休が取れない場合がある
企業にもよりますが、転職直後は育休がとれない場合があります。
1年以上の継続雇用があるものしか育休が取得できないと労使協定で結ばれている場合も多いそうです。
転職直後はローンが組めない場合がある
家を購入する場合、ローンを組む方も多いと思います。
実は銀行などでローンを組む場合、過去の継続した雇用実績が確認される場合があります。
仕事の継続年数については各金融機関によりますが、おおむね1年以上の継続した雇用実績が必須条件となることが多いようです。
転職時期と家の購入検討時期が重なっている場合は、時期をずらすか、金融機関への相談をあらかじめしておいたほうが良いです。
おまけ
僕は29歳の時に転職をして、見事に婚期を逃した独身男性です。
転職自体に後悔はないですが、仕事のスタイルから考えると、結婚からは遠ざかったなーと最近感じております。
(あきらめたわけではない!)
こんな僕が書くと少し偏った意見に聞こえてしまいますが、タイミングに関して言えば転職より結婚のほうが難しいと感じています。
精神的にツライ場合もあるので一概には言えませんが、転職時期をずらすのは比較的簡単です。1年遅らせたり、1年早めたり、8月予定を4月にすることは、多少の我慢は必要ですが、難しいことではないと思います。
それに対して結婚は時期をずらすと取り返しがつかなくなることがあります。
(転職も同じか!?)
二人の人間の意見が合わない場合は結婚に至りません。
(転職も同じか!?)
結婚生活も仕事も、共に人生において長い時間を占めるものです。
どちらも理由をつけて問題を後回しにすることは簡単です。
どちらも妥協せず、企業・個人、夫婦間でより良いバランスが保てるのが理想ですね。
あなたが幸せな生活を送れるよう願っています。